【育休を活用した副業・起業を決意|営業部長が“卒サラ”を選んだ理由】

卒さら

これからの人生と子どもとの時間を優先した結果、たどり着いた働き方

【はじめに】

2025年
私は10年間勤めた会社で営業部長に昇格と同時期に、第一子の誕生を迎えました。
そして今、育休を活用しながら、自分の人生と働き方を見つめ直し、「卒サラ(脱サラ)」を目指す決断をしました。

この記事では、「なぜ」、「どのように」自分が会社を離れようとしているのか、
その理由と背景を記録として残しておきたいと思います。

【一番大きな理由は家族との時間】

第一子が生まれたタイミングと昇格のタイミングが重なり、
両立できると思っていたことがうまくいかず、どちらも中途半端になってしまっていました。
その中で一方を選ぶ選択をし、それが家族との時間でした。

【育休までの働きかた】

今の会社に転職し、3年目からは社内でもトップの成績を毎年コンスタントに出すことができました。
そのため会社との関係もとても良好で、
10年の間に会社は上場し、私も営業部長まで昇進しました。

30歳半ばで上場企業の営業部長というキャリア的には満足でしたが、
昇進前の3月から昇進後の5月まで、
通常業務に加え、管理職としても仕事も増えました。

これまで扱ってこなかった案件を捌くことは楽しかったのですが、
働く時間も平日遅くまでや、土日など、これまで以上に求められるようになりました。
そのため生まれたばかりの子供と関わる時間はほとんどなく、
自宅でも食事と睡眠以外はほぼ仕事をしていました。

【育休選択のきっかけ】

ある日、自宅作業中の合間に子供を見ると、
私の動きを目で追えるようになっていることに気が付きました。
また、別の日には声を出して笑うようになり、日々できることが増えていることに気が付きました。

平日、朝家を出るときには子供は寝ていて、夜に帰っても寝ています。
生まれてから1か月くらいは「寝る」「泣く」「おっぱい飲む」を繰り返し、
睡眠時間を奪うだけの存在にすら感じていました。

しかし小さな変化がわかるようになってからはそれに気が付くのが楽しくなり、これまで以上に愛着が湧いてきました。
ここで今後の働き方を考えるようになりました。

今の仕事が軌道に乗るまではもう数か月かかりそうです。

【育休を人生の分岐点に変える】

この時人によってさまざまな選択をすると思います。
多くは下記の2択でしょうか。
・子供との時間はあきらめて、家庭と子供のために仕事を頑張りお金を稼ぐ。
・育休を取り、いったん育児に専念する。

今回私は第3の選択をしました。攻めの育休です。
育休を取り、その間事業(副業)を作る。
そして会社に依存しない生き方にシフトする。というものです。

率直に書くと
「家族との時間も趣味の時間もなくなるくらいコストをかけて働けというのなら、
その時間を自分の意志で使える働き方に変えたい。」と思いました。
全く根拠はないですが、自分にだったらできるのでは?とも思いました。
うまくいかなくても職場に復帰し、
そこから再度キャリアを築いていけばいいだけなのでノーリスクだとも思っています。

【まとめ】

経営層に近くなればなるほど、人生=仕事になります。
ただ私は人生の中の1つの構成要素が仕事であり、
これ以上自分の時間、家族との時間を削り、仕事にかけることはできませんでした。

その時間を何かにかけるのであればずっと興味があった副業や起業に時間をかけようと思い、会社に育休を申請しました。

うまくいかなければ職場に復帰するか、転職をするか。というところですが、
半年いろいろと試して、やれるところまでやってみようと思います。

生まれたばかりの赤ちゃんは日々成長します。
生まれたときには開かなかった目が開くようになり、泣き声が大きくなり、
こちらの呼びかけに反応して笑うようになってきます。
このような時間の共有は人生一度きりです。

仕事は取り戻せますが、時間は取り戻せません。
皆さんもぜひ、子供が生まれた際には育休を取ってかけがえのない時間を過ごしてもらいたいです。

また、仕事を辞めようかと悩んでいる方へ。
「このままでいいのか?」と思った瞬間が、人生を変える第一歩かもしれません。

私は今、育休という限られた時間の中で、自分の働き方を再定義しようとしています。
このブログではその記録と、試行錯誤の過程を発信していきます。


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