【体験談】育休パパがぶつかった“伝え方の壁”|言い方ひとつで喧嘩になる現実と対処法
はじめに
育休を取って、夫婦で協力して育児するはずだったのに──。
現実は、伝え方ひとつで喧嘩になってしまう日々。
「ちょっとそれ、直してもらえる?」
そう言っただけなのに、「言い方がムカつく」と言われ、空気がピリつく。
今回は、実際に育休中の私が経験した「言い方問題」について、
原因とその対処法をまとめてみました。
ちなみに、我が家は今月から10月にかけて毎月数日ずつ旅行の予定が入っています。
せっかくの機会なので、夫婦仲良くスムーズに楽しめるか、実験的にコミュニケーションの改善にも取り組んでいこうと思っています。
なぜ「ただ伝えただけ」で喧嘩になるのか?
1. タイミングが悪い
- 妻が寝不足・疲労MAXのとき
- 子どもが泣いているとき
どんなに優しく言っても「責められてる」と感じやすいタイミングです。
2. 内容より“言い方”で判断される
「ここ片付けた方がよくない?」は、命令口調に聞こえることも。
妻は「自分の頑張りを否定された」と感じてしまうことがあります。
3. “指摘”が“攻撃”に変換される
妻側の心の中に「自分だって頑張ってるのに」という気持ちがあると、防御反応が強くなる傾向があります。
4. “察してほしい”気持ちがすれ違いを生む
- 夫:「言わなきゃ伝わらないでしょ」
- 妻:「一緒にいるなら気づいてよ」
このすれ違いが、喧嘩の火種になります。
どうすれば喧嘩にならずに伝えられる?
✅ ポイント1:お願いモードに切り替える
✕「やってよ」
〇「やってくれたら嬉しい」「お願いできるかな?」
✅ ポイント2:主語を“私”に
✕「あなたがいつも…」
〇「私、こういうときちょっと気になっちゃって…」
✅ ポイント3:クッション言葉を入れる
・「ちょっと相談なんだけど…」
・「責めたいわけじゃないんだけど…」
✅ ポイント4:タイミングを見る
・子どもが寝ていて、妻がリラックスしているときがベスト
・朝の忙しい時間帯や夕方のグズりタイムは避ける
✅ 番外編:LINEで伝える
- 「文字にすると冷静になれる」
- 「あとで読み返せる」
※ただし、文面にトゲが出ないよう注意!
実際にやってみた工夫
うちは「週1夫婦ミーティング」を導入しました。
コーヒーを飲みながら、お互いの気になることを話す時間を作るだけで、だいぶケンカが減りました。
また、伝える前に「これ言ってもいい?」とワンクッション置くだけで、相手の構え方が変わるのを実感しています。
おわりに|伝え方は“スキル”、身につければ未来が変わる
育休中に喧嘩が増えるのは、むしろ“健全な変化”とも言えます。なぜなら、それまで見えなかった課題にちゃんと向き合えている証拠だから。
夫婦は「育児チーム」。そのためには、コミュニケーションの方法もアップデートしていく必要があります。
言い方を変えるだけで、家庭の空気が変わる。
それを肌で実感している今、私は育休を取って本当によかったと思っています。
今月は横須賀を旅行する予定なので、乳児と一緒に楽しめるスポットや、注意点などを発信しようと思います
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