育休パパが農業に挑戦する理由|副業ではなく“未来への種まき”
はじめに
「副業で農業?」と思う方もいるかもしれません。
でも僕にとって、農業は「稼ぐ手段」だけでなく、「育休」という貴重な時間を使って本当にやりたいことと向き合った結果でした。
本記事では、35歳育休パパの僕が米作りを始めたきっかけと、実際にやってみたリアル、そして“その先に描いている未来”についてお話しします。
育休中の副業で「農業」を選んだ理由
育休中は、子どもと過ごす時間を最優先にしつつも、これからの働き方や人生について考える大きな転機でした。
そんな中で、僕が農業、特に米不足や米価格の高騰で注目される米作りを選んだ理由は以下の通りです。
- ベランダ菜園など、植物を育てることが好きだった
- ビジネスチャンスだと思った
- 子どもに“生きる力”や“自然の中で育つ意味”を伝えたい
- 自然と向き合うことで、仕事では得られない気づきがあると感じた
- 仲間から、千葉県木更津の4ヘクタールの田んぼプロジェクトに誘われた
“育休は人生のブレイクタイム”として、心も体もリセットするつもりで、田んぼに立つことを決めました。
田んぼに立ってわかった農業の現実
体力勝負よりも「段取り力」が重要
作業のスケジュール管理、天候の読み、チームとの連携が不可欠です。
自然との対話は「育児」と似ている
言葉では伝わらない、自分ではコントロールできないものを感じ取る力が鍛えられます。
地域農業が抱える課題がリアルだった
高齢化、担い手不足、農地の維持。これは“自分ごと”としてむしろチャンスだと感じました。
特に担い手不足は深刻です。
今後の展望|農業×〇〇で価値を広げたい
この経験を通じて、農業にはもっと可能性があると感じています。
今後、以下のような取り組みに広げていきたいと考えています。
- 飲食店(特におにぎり屋)へのBtoB販売
- 外国人向けの農業体験プログラム(田植え・収穫・BBQなど)
- 保育園や学校と連携した食育イベント・学童連携
- 自らの飲食店経営(米・野菜・フルーツなど)
そして現在は、米5kg・米10kg単位での直販サイトの準備も進めています。
個人向けの米通販だけでなく、飲食店や小売店に向けた米直販も視野に入れ、
「育休中の副業」として、現場だけでなく販路づくりにも力を入れています。
ちなみに、もしお米が売れなければ、銀座の街でリヤカーを引いて売るという約束まで仲間としてしまいました……😢
将来的なビジョン|“自産自消”と農業体験をつなげる未来
僕が目指すのは、単なる「地産地消」ではなく、“自産自消”の仕組みです。
- 地域の子どもたちが、自分で育てた米を自分で食べる
- 観光で訪れた外国人が、日本の田んぼで農業体験をし、収穫した米を味わう
- 自分たちが作った米を、提携する地域の飲食店(おにぎり屋など)で提供する
「作る・体験する・食べる・つながる」この循環が生まれることで、
農業がもっと楽しく、もっと身近で魅力的なものになると信じています。
僕たちの米を食べられる飲食店があることで、農業体験をした人が実際に“味わえる場”ができる。
それが、米直販農家としての強みになると考えています。
この構想は、今まさに始まったばかり。今はその“種まき”をしている段階です。
すぐに稼げない。でも、確実に育っている
農業はすぐにお金になるわけではありません。
でも、毎日の田んぼ仕事の中に、自分や子ども、そして将来の資産が“成長していく感覚”があります。
- 手間をかければかけるほど、結果が返ってくる
- 子育ても農業も、急がずじっくり育てることが大事
- 今の行動が、未来のストック(資産)になっていく
そんな風に考えると、「育休中に農業をやる」ことには、しっかりと意味がありました。
おわりに
農業を通じて、僕は「働くこと=お金を稼ぐこと」だけではないと再確認しました。
“子どもの育児”と“稲の栽培”という、どちらも「命を育てる」経験を通して、人生そのものが豊かになっています。
これからの夢は、自分で作った米を、体験した人が食べに来てくれる未来。
そんなストーリーのある農業を、これからも育てていきたいと思います。
次回予告|育休パパが始めたもう一つの副業「不動産投資」
次回は、同じく“未来への種まき”として始めた「不動産投資」について書きます。
農業との共通点、育休中に仕込むストック型副業の魅力をリアルに綴ります。
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