育休(育児休業給付金)とは何か

育児休業給付金を解説するアイキャッチ画像。パパが赤ちゃんを抱っこし、支給予定と生活費シミュレーションをイメージ。 子育てと働き方
実録!夫月収40万円・妻0円ケースでの育児休業給付金シミュレーションと生活費の実態

育児休業給付金とは?制度の基本をわかりやすく解説

「育児休業給付金」とは、育休を取得した際に雇用保険から支給される手当です。育休中の収入減をサポートする制度で、条件を満たせば誰でも申請できます。

  • 最初の6か月は賃金の67%
  • 7か月目以降は賃金の50%
  • 社会保険料免除・非課税により実際の手取りはもう少し増える

2025年4月からの新制度「出生後休業支援給付金」

2025年4月からは新制度が導入され、従来の給付に加えて13%上乗せが支給されます。

  • 67%+13%=合計80%
  • 社会保険料免除・非課税により実質手取り100%相当
  • 対象期間は最大28日間

受給条件

  • 本人が対象期間に14日以上の育休取得
  • 配偶者も14日以上取得、または「配偶者要件免除」に該当(専業主婦/自営業など)
  • 父親:出生後8週間以内、母親:産後休業終了後8週間以内の育休が対象

【ケース試算】夫:月収40万円/妻:0円(専業主婦)の場合

夫が雇用保険加入・月収40万円の会社員、妻が専業主婦(収入なし)のケースで試算します。

期間 給付率 概算支給額 備考
出生後~28日 80% 約32万円 「出生後休業支援給付金」上乗せ対象
2か月目~6か月目 67% 約26.8万円 従来の育休手当
7か月目以降 50% 約20万円 延長育休時に適用

注: 実額は「賃金日額の上限(2025年4月時点 15,690円/日)」や副業収入の有無で変動します。

実録!我が家の家計シミュレーション

2025年6月から夫が育休に入り、現在は8月末の初回支給を待っている段階です。ここでは入金予定と生活費を整理しました。

支給スケジュール(予定)

項目 日付 内容
育休開始 2025年6月 夫が育休に入り、給与はストップ
初回申請 2025年6月末 会社を通じてハローワークへ書類提出
初回支給予定 2025年8月末 6月~7月分の給付金がまとめて入金予定
以降の支給 2か月ごと 対象期間ごとにまとめて振り込み

生活費シミュレーション(予定)

項目 月額 備考
収入(給付金) 約32万円 初月は上乗せ対象
住居費 10万円 賃貸
食費・日用品 7万円 赤ちゃん関連費含む
光熱費 2万円 夏季は電気代が増加
通信費 1.5万円 楽天モバイル+自宅回線
その他 3万円 交通・医療・娯楽

よくあるQ&A

Q1. 妻が専業主婦でも対象?

A. 対象です。配偶者が無業者の場合は「配偶者要件免除」に該当するため、夫の14日取得で対象となります。

Q2. 本当に手取り100%?

A. 設計上は「80%給付+社保免除・非課税」で手取り相当。ただし高収入の場合は上限により満額になりません。

Q3. 上乗せはいつまで?

A. 初月の最大28日のみです。その後は67%(6か月まで)→50%になります。

Q4. 申請は自分でやる?

A. 原則は会社経由です。ただし配偶者要件の確認や書類提出は本人の協力が必要です。

Q5. 副業したらどうなる?

A. 副業収入が基準を超えると減額・不支給の可能性あり。副業計画は要注意。

実際に支給予定日に入金されなかった体験談

私の場合、2025年8月末に育児休業給付金が振り込まれる予定でした。しかし、実際に口座を確認したところ入金がなく、少し焦りました。

現在は会社の人事・経理に確認を依頼する予定です。手続きの進捗や申請書類の不備などが原因で、予定日に振り込まれないケースがあるようです。

同じように「予定日に振り込まれなかった」という方は、まず会社の人事や経理部門に問い合わせるのがおすすめです。それでも不明な場合は、ハローワークに直接確認することで解決につながります。

給付金は生活に直結する大事なお金です。「おかしいな?」と思った時点で早めに動くのが安心です。今後、私が会社に確認して分かったことも随時追記していく予定です。

会社に確認した体験談(2025年9月時点)

8月末に振り込み予定だった育児休業給付金について、実際に会社へ確認してみました。その回答は以下の通りです。

ご照会の件、8/12に申請を行い、現在までも審査中です。
また、現在、電子申請事務センターにての処理の遅延が発生しております。
おそらく、お振込み完了まで、もう1か月から1か月半ほどかかるのではないかと思われます。
※添付ファイルをご参照ください。

つまり、会社側での手続きに不備があるわけではなく、電子申請事務センターの処理が遅延しているとのことでした。そのため、実際の支給はさらに1か月〜1か月半ほどかかる見込みです。

このように、予定日に振り込まれない場合でも、処理の遅延が原因であるケースがあります。まずは会社へ確認し、それでも不安であればハローワークへ直接問い合わせるのが安心です。

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まとめ

2025年4月からの新制度により「手取り100%相当」を実現できる可能性が出てきました。特に初月28日間は家計にとって大きな支えになります。この記事では予定シミュレーションを公開しましたが、実際の入金額は追って更新予定です。同じ立場の方の参考になれば幸いです。

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