更新日:2025-08-20
これまで150mlはスムーズに飲んでいた赤ちゃんが、突然50mlしか飲まなくなった…。
そんな変化に直面すると、親としてはとても不安になります。
この記事では、体験談を交えながら「飲まないときのリスク」「家庭でできる工夫」「受診先(平日/休日)」をまとめます。
私の体験談
- これまでは1回150mlほどスムーズに飲んでいた。
- 突然50mlで口を止めてしまうことが増えた(特に日中)。
工夫してみたこと
- 体勢を変える:縦抱きぎみにしたら飲みやすそうだった。
- 室温を下げる:25〜26℃くらいにすると集中して飲みやすかった。
- 親が寒がりなら「自分は服で調整」:エアコンを弱めにせず、赤ちゃんに最適な室温に合わせて、親は羽織り物で調整。
- お風呂上がりを狙う:日中は飲みにくいので、風呂上がりに多めに飲ませる。
- ミルクは最初に多めに作る:途中で止めるともう飲まないことが多いので、余るのを覚悟であらかじめ多めに用意(作り足しで温度がブレるのを防ぐ)。
ミルクを飲まないことで起こり得るリスク
- 脱水:おしっこの回数が減る、唇が乾く、ぐったりする。
- 体重増加不良:長期的に続くと成長に影響。
- 体調不良のサイン:鼻づまり、口内炎、便秘、発熱や胃腸症状などが背景にある場合。
飲むようになるための工夫(実践チェックリスト)
環境づくり
- 室温・湿度の目安:夏は25〜28℃、湿度50〜60%。
授乳時はやや涼しめの25〜26℃だと飲みやすい子が多い。 - 親が寒がりの場合:室温は赤ちゃん優先で設定し、自分は服で調整(薄手の羽織り・靴下など)。
- 静かな環境:テレビや大きな音を避け、集中できる環境に。
鼻・口のコンディション
- 鼻づまり対策:授乳前に生理食塩水を1〜2滴→鼻吸い器で軽く吸引。
- 口内チェック:口内炎や歯ぐきの腫れ(歯の生え始め)がないか軽く観察。
道具・ミルク・やり方の見直し
- 哺乳瓶の乳首:サイズ劣化や穴詰まり/広がりを確認。月齢と吸う力に合うものへ。
- 温度:人肌(約37〜40℃)。作り足しでぬるく/熱くなりすぎないよう最初に適量を。
- 姿勢:縦抱き、左右の腕チェンジ、こまめに休憩。
- タイミング:眠い直前は避け、機嫌が良い時間帯やお風呂上がりを活用。
受診を検討すべきサイン(目安)
- 摂取量:1日500ml以下が続く。
- 尿量:おしっこが1日5回未満/極端に減った。
- 全身状態:元気がない、ぐったり、泣き声が弱い。
- 併発症状:発熱、嘔吐、下痢、呼吸が苦しそう。
※気になるサインがあれば、夜間でも医療機関へ相談/受診を。
緊急時の保険:受診できる場所(練馬区中心)
平日
- かかりつけ小児科:まずは電話で当日受診可否を確認。
- 練馬区夜間救急こどもクリニック:平日 20:00〜22:30(区役所東庁舎2階)
予約専用:050-5810-4682
持ち物:保険証・医療証・母子手帳
休日・祝日
- 練馬区夜間救急こどもクリニック:土日祝 18:00〜21:30 受付。
- 東京都小児救急電話相談(#8000):看護師/小児科医がアドバイス。
- オンライン診療(例:ファストドクター):自宅から受診可、処方も対応。
※受付時間や運用は変わる場合があります。最新の情報は各公式サイト/窓口でご確認ください。
まとめ
- 室温は夏25〜28℃が目安、授乳時はやや涼しめ(25〜26℃)。
親が寒がりなら自分は服で調整し、赤ちゃん優先で。 - 鼻づまり対策・乳首や温度の見直し・お風呂上がりの活用など、
小さな工夫の積み重ねが効果的。 - 尿量減少・ぐったり・発熱など危険サインがあれば、すぐ相談/受診を。
「大丈夫かな?」と迷ったら遠慮なく医療機関へ。親の安心が、赤ちゃんの安心につながります。
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